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統計など

 水道についての市民意識調査及び事業所アンケート結果

調査の目的

  水道を取り巻く環境が大きく変化し,また,水道に対する市民ニーズが多様化している中で,水道局では市民及び事業所を対象として意識調査を実施しました。
  水道事業は福山市が飛躍的に発展した1960年代後半(昭和40年代)から約40年が経過し,水道施設を再構築する時期が来ており,一方,人口の減少や節水機器の普及など水道料金収入も減ることが見込まれている状況です。(水道料金収入が増えない中で,多くの施設の更新のための費用が見込まれ,より一層の効率的な事業運営が求められています。)
  また,おいしい水に対する市民ニーズは高く,飲み水としての「水道離れ」も言われているところです。


  こうした中で,水道はライフラインとして市民生活を守るという大きな責務があります。
  市民の皆さまの水道の利用の実態や水道局に対する思い,ご意見をいただき,現状を把握することは極めて重要なことであり,調査結果を今後の水道事業の運営に反映していくために実施したものです。
  この調査結果は,貴重な資料として活用させていただきます。ご協力いただきました皆さまには厚くお礼申し上げるとともに,今後も水道事業への一層のご理解とご協力をお願いいたします。

調査の概要

 (1)調査対象
     市民意識調査      給水区域内全域の利用者のうち3,000世帯
     事業所アンケート調査  2006年度(平成18年度)使用水量上位事業所のうち300事業所
 (2)調査方法          郵送配布・郵送回収
 (3)調査期間          2007年(平成19年)12月7日から12月21日
 (4)有効回収数(率)
     市民意識調査       1,526(50.9%)
     事業所アンケート調査    154(51.3%)   

調査内容

 市民意識調査は40問程度,事業所アンケート調査は30問程度で調査しました。主な調査内容は次のとおりです。
 (1)水道水の利用状況
    ・水道水の直接飲用や水道水を不満に思う場合の理由,水道水以外の飲用等
    ・節水に対する心がけと実施している対策
    ・地震など自然災害に対する飲料水の確保
    ・断水に備えての対策と対応できる時間(事業所アンケート調査)
 (2)水道水の安全性・信頼性
    ・水道水の安全性についての印象
 (3)水道料金と料金体系
    ・水道料金に対する負担感と料金が高いと思う場合の理由
    ・水道料金体系のしくみについて
 (4)水道事業の事業運営
    ・漏水の修理や維持管理など給水装置に対する認知度
    ・水道工事の状況
    ・水道事業に関する知りたい情報
    ・今後重点的に取組むべき施策等

報告書のダウンロード

各 種 様 式 データ
水道についての市民意識調査報告書(A4 119ページ) PDF(PDF2,166KB)
水道についての市民意識調査報告書(概要版)(A4 49ページ) PDF(PDF1,794KB)
水道についての事業所アンケート調査報告書(A4 66ページ) PDF(PDF842KB)
水道についての事業所アンケート調査報告書(概要版)(A4 41ページ) PDF(PDF646KB)

調査結果の概要

(1)水道水の安全性,水道水の飲用状況
  • 福山市の水道水について,「安全,どちらかといえば安全」と回答した人の割合は約50%に対し「不安,どちらかといえば不安」は約25%,「どちらともいえない」等が約25%となっています。
  • 飲用状況については,「水道水を沸かしてお茶やコーヒーとして飲む人が多い(約30%)」,「浄水器を通した水道水を飲む(約25%)」人が多いのに対し,「水道水をそのまま飲んでいる」人は約10%に過ぎず,「水道水をまったく(ほとんど)飲まない」人も約15%となっています。
  • 水道水をそのまま飲まない理由については,「カルキ(塩素)臭いから」が約40%と最も高くなっており,「おいしくないから」,「水源である河川やダムの水質が悪い」,「人体への影響など安全性に不安があるから」という回答も高くなっています。

水道水の安全性についての印象(グラフ)
水道水の飲用状況について(グラフ)
水道水をそのまま飲まない理由(グラフ)

(2)節水及び災害に備えた対策 
  • 80%以上の人が節水を「いつも心がけている」又は「時々心がけている」と回答しており,実施している節水対策については,「こまめにじゃ口を止めている」,「風呂の残り湯を洗濯や掃除に使っている」と回答した人の割合が高くなっています。
  • 一方で,災害に備えた水の確保については「何もしていない」と回答した人の割合が約50%となっています。 

節水の心がけについて(グラフ)
実施している節水対策について(グラフ)
地震などの自然災害に備えての水の確保(グラフ)

(3)水道料金
  • 水道料金について,約40%の人が「高いと思う」,約30%の人が「妥当な水準だと思う」と回答し,「特に意識したことがない,わからない」が約30%となっています。
  • 水道料金が高いと思う理由については,約50%の人が「下水道使用料と一緒に支払うから」と回答し,続いて「2か月分をまとめて支払うから(約25%)」,「水道局の経営努力でもっと安くなると思うから(約25%)」などの回答が高くなっています。 

水道料金に対する負担感について(グラフ)
水道料金が高いと思う理由(グラフ)

(4)水道事業の運営など
  • 水道事業全体に対する満足度について,「満足,どちらかといえば満足」の回答約40%に対し,「やや不満,不満である」は約15%,「どちらともいえない」が約45%となっており,判断する際に重要視した項目については,「水道水の水質」が約35%,「安定した給水」が約25%と高くなっています。
  • また,今後の水道事業の運営について「もっと力を入れていくべき」回答した人の割合を項目の高い順に並べると,「安心して飲める良質な水の供給(約70%)」,「環境に配慮した取組(約60%)」,「災害に強い水道づくり(約55%)」,「経費の節減など経営の効率化に努める(約55%)」となっています。

福山市の水道事業全体についての満足度(グラフ)
満足度を判断されるにあたって最も重要視した項目(グラフ)

今後の水道事業運営で力を入れていくべき事業やサービス(グラフ)

(5)事業所アンケート調査結果の概要
  • 市民意識調査に合わせて実施した事業所アンケート調査では,水道水以外の利用について,「地下水(井戸水)22件(約15%)」,「再生水9件(約5%)」などの利用が見られました。
     
  • 断水に対する考え方は,約55%の事業所が「受水槽により短時間の断水には対応できる」と回答しているものの,約30%の事業所が特に対策をとっておらず,また,災害に備えての飲料水の確保については約85%の事業所が「何も対策をしていない」との回答結果となっています。
     
  • 水道料金については約60%の事業所が「多量使用者の負担が大きいため,見直してほしい」と回答しており,特に医療・福祉分野の割合が高いこと,また,今後の水道事業の運営で「もっと力を入れていくべき」と回答した項目は,市民意識調査と同様の傾向にあるものの,特に,「経費の節減など経営の効率化に努める(約75%)」の回答が高くなっています。

事業所アンケートでの水道水以外の利用(グラフ)
事業所アンケートの工事などに伴う断水に備えての対策(グラフ)
事業所アンケートの災害に備えての飲料水の確保(グラフ)

事業所アンケートでの水道料金(従量料金)について(グラフ)
事業所アンケートでの今後の水道事業運営で力を入れていくべき事業やサービス(グラフ)

(6)今後の活用方法等
  • 市民の皆さまからお寄せいただいた回答や自由意見は,貴重な意見として職員間で共有し,「市民に信頼される親しみやすい水道づくり」に向けた事業運営に生かしていきたいと考えています。
  • 市民の皆さまの「安心して飲める良質な水の供給」や「環境に配慮した取組」へのニーズは高く,調査結果を分析する中で,現在策定中の今後10年程度の水道事業の方向性を示す中長期ビジョンの施策に反映していきたいと考えています。
  • また,今回の調査によって,水道水の飲用状況,水道のしくみや制度に対する認知度が低かったことから,今後は水源・水質情報をはじめ,災害対策に関する情報の発信等,わかりやすい情報提供に継続して取組んでいく必要があると考えています。

お問い合わせ先

  ≪企画総務課≫
   TEL(084)928−1525